「おいり」をいただく幸せ

観音寺「いよや」のおいり

観音寺「いよや」のおいり


讃岐の嫁入りスイーツ「おいり」は、
花嫁さんが持参する嫁入り道具の一つとして、香川県の西の方では有名なお菓子です。

「おいり」は、もち米を薄く膨らませた、ニッキ風味の甘いあられ。
薄ピンク、赤、黄緑、黄色、薄紫、水色と、パステルカラーに可愛らしく色づけされています。

「おいり」は元々、婚礼の時だけに配られる、ハレの日のお菓子でした。
身近な誰かの幸せのおすそ分けをいただく「おいり」は、
あるだけで晴れがましい気持ちになる、縁起物スイーツなのです。



カラフルなおいり

カラフルなおいり


こちらは、観音寺の上市通りにある「いよや」さんで手配したものです。

前回購入した、高瀬町の「山下おいり本舗」さんのお品とは、少し色合いが違っています。
山下さんは黄色味がつよく、いよやさんは、薄いピンクが多めです。
赤色もしっかり入っています。私にはいよやさんの方が、慣れ親しんだ色味です。



幸せのお菓子「おいり」

幸せのお菓子「おいり」


食感は、まるで空気を食べているかのよう。

指先に力を入れると崩れてしまう、薄くてはかない「おいり」は、
結婚式のお嫁さんの美しい姿、夢のような一日が形になったようなお菓子。

『心を丸く持ち、子宝にも恵まれ、まめに働きますので、どうぞよろしくお願いします』

という意味が込められているそうです。

TちゃんRさん、ご結婚おめでとう!


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コメント

  1. 金曜の寒梅 より:

    私もいよやでしたかね。40年近く前に田舎でおひろめをしたときに配りました。こちらで生まれ育った30過ぎた娘が二人おり、共に結婚してそれぞれ女の子が一人づついます。彼女らが子供の頃に、亡くなった父が三豊病院で手術をし帰省したことがありました。病院の近くのうどん屋にいくと、長女が「おばちゃん、讃岐うどんちょうだい。」というと、私の母が、「ここは全部讃岐うどんよ。」と説明していました。昔々の、お話です。彼女らは学生時代には学食のうどんは一切食べないと言っていました。
     私は、旦那衆に可愛がられたものですから、江戸時代からのお菓子には多少の知識があります。よろしければ、お話ししましょう。

  2. ヒナ より:

    そうですか、金曜の寒梅さんもいよやでおいりを…!
    三豊の近くにうどん屋さん、ありましたね。私もお見舞いに行って食べた記憶があります。
    いろんな思い出の要所要所にうどんが入り込んでますよね。まさにソウルフード。

    江戸時代から続く伝統菓子のことを、良くご存知なんですね。
    なんとなく博識な雰囲気を感じておりましたが。
    またいろいろ教えていただけたらと思います。

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