竿を海に落とさない!便利アイテム
釣り人の皆さん、こんなことありませんか?
放置していた竿に、いつの間にか大物がかかって、竿ごと持っていかれたり、
強いアタリに驚いて、うっかり竿から手を放してしまったり、
ただ何となく、子どもが手を放してしまったりして…
竿が海へドボンしてしまったこと!
我が家はありました。
次女ちゃんが、本当にふと、竿から手を放してしまったんですよね。
竿はブクブクと静かに沈んでいきました。
たも網を準備してなかったのが命取りでした。
(タモはやっぱり一番に準備しないとです!)
次女ちゃんは当時一年生になったばかり。
仕方ないことなんです。一緒に釣りしてくれるだけで偉い。
娘を責める気持ちは無かったんですけどね、アタフタする家族を見て、自分がやらかしたと感じ取った次女は、驚いて泣き出してしまいました。
いやぁトラウマになんないように、全力で慰めましたよ。大丈夫!ぜんぜん大丈夫!次女ちゃんが落ちなくて本当に良かった!って。
実際、子ども用のお遊び竿だったからダメージは少なかったのですが、これがもし自分のお気に入りタックルだったらと思うと……正気でいられる気がしません。
というわけで、「尻手ベルト」を自作してみました。
「尻手ベルト」とは、竿尻に巻き付けて使う、海への落下を防ぐアイテム。
竿尻に金具がなくても、尻手ベルトを巻けば、落下防止コードを取り付けることができます。
家にあるモノで何とか作れそうだったんでね。材料は幼稚園グッズを作った際の残りです。
全部100均で揃えることができる材料ですよ。
材料
左から
・マジックテープ 7センチ(柔らかい方7センチ、硬い方4センチ)
・カン 2個(Dカン・角カン)
・アクリルベルト 19センチ
アクリルベルトは、アクリル製のテープです。
幼稚園バッグの手持ち部分に良く使われる素材です。
ダイソーでは「ストライプテープ」という商品名でした。1.2メートル入り。
カラーは黒っぽい方が良いかと思われます。
裁断部分のほつれ処理で、ライターで炙ります。焦げて黒っぽくなっても目立ちません。
マジックテープは、7センチ必要です。
硬い方が4センチ、柔らかい方は7センチ。
角は結構するどいので、カットついでに丸めておくと、手に引っかかりません。
カンは2つ必要です。
理想は角カン(長方形)1個、Dカン(片側が丸いDの形状)1個ですが、私は余ってたDカンを2個使いました。全然使えます。
作り方
1.アクリルベルトをカットして、端っこを炙って、ほつれ止めします。
火には気を付けてね!
2.カンを2個通して、ベルトを4センチ折り曲げて縫います。
四角く縫った後、対角線上を×状に縫うと、かなり丈夫になります。
3.マジックテープの硬い方(4センチ)をベルトの先に縫い付けます。
4.マジックテープの柔らかい方(7センチ)を、折り曲げたベルトと、硬い方の隙間に縫い付けます。すっぽり収まるように、長さを微調整してください。
5.やわい方も縫い付けたら出来上がり!あらカンタン!
使い方
太めの竿に装着したところ。
竿にベルトを巻きつけて、下から1個のカンに通し、マジックテープをしっかり止めます。
フリーのDカンには、「ワイヤー入りスパイラルコード」を通して使うつもりです。
コードの先に付いているカラビナを、釣り場の柵とか、荷物とか、あれば堤防の金具なんかに固定しておけば、竿を海にとられることがありません。安心です。
上下に二つベルトを付けて、紐を通せば、竿を肩掛けにできます。
たも網にも使えますね。
調子にのって6個も作りました!
ちなみに、尻手ベルトは、アマゾンで2個500円程度で売られてます。
安いものですし、あえて自作する必要はないかもしれませんが、興味のある方はぜひ作ってみてください。ホント簡単です。