里帰り出産から戻り、半年が過ぎた。
赤ちゃんと、やんちゃ盛りの3歳児を抱えて、家事なんかできるんだろーか、子ども達の面倒はちゃんと見れるんだろーか、ええいどーにかなるやろ!…と半ばやけくそになりながら、東京に戻ってきた。
ふたを開けてみたら、どーにかなってる。
子どもが二人に増えたからといって、子育ての労力が単純に二倍になるわけじゃなかった。
全く期待してなかった長女の助けが大きい。
次女の面倒を見てくれる、あやしてくれる。最近、責任感みたいなものも芽生えてきたようだ。
次女が生まれた当初は混乱し、嫉妬と寂しさでストレスを感じていたようだけど、赤ちゃんというものへの理解が進むにつれ、安心感と愛おしさが膨らんできた感じ。
自然と、お姉さんらしいふるまいをするようになった。
そして、次女は手がかからない。
四六時中抱いて抱いてと泣いていた長女とは大違い。
長女が赤ちゃんだった頃は、はじめての子育てで不安だった自分の気持ちが投影されてたのかなと思う。
夜はよく寝てくれる。
昼間は長女がやかましく、次女はあまり昼寝できないからだ。
2時間ほどしか眠れなかった長女の時と比べたら、そりゃもう天国だ。
お姉ちゃんが側に居ると安心するのか、一人遊びも上手な次女。
好奇心旺盛で、あちこち動き回るもんだから、身体能力の発達は早い。
長女が階段を登りきったのは、たしか1歳になった頃だった。次女は9ヶ月。3ヶ月も違う!
やたらと二人を比べてしまったけど、
わたしは、なんだか人間うまいことできてんなーということが言いたかった。