時の流れの速さが怖い。
1週間があっという間に過ぎ去って、気が付くと金曜バラエティを見ながら、昼ご飯食べてる。
家事・子育てプラス、仕事も頑張ってるつもりだけど、なかなか成果は上がってこない。そのゆっくりペースの成長に、時間がただただ過ぎていくような空しさを感じてしまうこともある。
旦那は、月曜日から金曜日まで仕事。それをずーっと積み重ねてる。そんな彼がいるからこそ、今の生活が成り立ってる。ときどき、自分は彼を犠牲にしてるんじゃないかって、何か焦るような気持ちになる。
こんな気持ちになるのは、基本的にすごく幸せだからだと思う。自分のやりたいことをやらせてもらってるのはもちろん、家族と暮らすこと、お母さんになることは、今まで知らなかった種類の幸せだった。
自分が作った食事を、家族がおいしそうに食べる。子どもの寝顔を見ながら、小さな服をたたんで、タンスにしまう。正直、若い頃は家事なんかしょーもない仕事だと思ってたけど、洗濯物をたたむ作業ひとつにだって、じんわりと幸せが詰まってた。
20代の一人暮らしの頃、好き勝手に暮らしてた。刺激的で楽しかった反面、今のような穏やかな幸せを感じたことは無い。「自由」と「自分勝手」を混同してたかもしれない。
その後、挫折みたいなもんがあるわけで。死にたくなるほど、つらい時期もあったけど、生きててほんと良かったと思う。まさか、こんな風に人生が転換するとは思ってなかった。危ない場面で周りの人に助けられた、私はラッキーだったと思う。一生懸命に生きよう。