平成30年6月末分の株主優待品
東海汽船の株主優待品が届きました。2018年6月末に確定した分です。
内容は前回と同じですね。
株主サービス券と株主割引券の冊子が、それぞれ一冊ずつ入っています。
株主サービス券
株主サービス券は、東海汽船が経営するホテルの宿泊や、伊豆諸島へのツアーや、お土産売店の割引券などが入っています。伊豆七島へ旅する方にとっては、すごくお得なサービス券ですよ。
個々のクーポンについては、前回の配布時に説明したので省略します。
→前回のサービス券説明
株主乗船割引券
10枚綴りの株主乗船割引券です。
有効期間は、平成30年10月1日から平成31年3月31日まで。
ひとり片道につき1枚を使用すると、通常時は運賃が35%引き、ハイシーズンには25%引きになります。
大型客船の繁忙期は7~8月と、年末年始、金曜・土曜あたりですね。
詳しく知りたい方はこちらで→2018年1月〜2019年3月 繁忙期・通常期カレンダー
夏季シーズンにに利用できるのは、前期(平成29年12月末分)の乗船割引券になります。
12月に権利確定した優待券は、翌年4月1日から9月30日まで有効ですよ。
夏のレジャーに優待券を使いたい方は、前年12月の権利確定日までに株を買いましょう~。
夏の割引券は、東京湾納涼船にも使えます。
東京湾納涼船について
東海汽船は、夏季(平成30年は、6月29日から9月24日)に、東京湾をぐるり周遊する「東京湾納涼船」を運航しています。
東京湾納涼船は、2時間飲み放題のパーティーボートです。といっても、特別な船ではなく、ふだん伊豆諸島と東京を結ぶ大型客船を、パーティー仕様にしただけだったりします。同じ船を有効活用しているんですね。
船内では、東京湾の夜景が楽しめるほか、ゆかたダンサーズのショーがあったり、デッキにDJブースが出来たりと、楽しいイベントが盛りだくさん。
この東京湾納涼船。大人は乗車券+フリードリンク2,600円のところ、株主優待券を使うと、なんと1,000円で乗れるんです。激安ですよね。
東京湾納涼船2018に、小学生と幼稚園児を連れて行ってきました
子連れでいけるのか問題
実は、今年の夏は、伊豆諸島に遊びに行けませんでした。その代わり…といっては何ですが、船上で海風を味わうべく、幼稚園のお友達4家族で「東京湾納涼船2018」に行ってきました~!
はじめての経験でワクワクしつつも、下は2歳、上は小学3年生、それぞれの家族が幼稚園児連れというメンバー。パーティーボートに子連れで乗って大丈夫なのか、一抹の不安を感じながらの参加です。いや私が誘ったんだけどね。
一応下調べしたり、電話で問い合わせたりして、子どもが乗船しても大丈夫なこと、そして船内に逃げスペースがあることは確認しています。
船は上から、トップテラス、A、B、C、D、Eデッキの6層構造になっています。6階建ての大型船なんですね。そのうちDデッキはリクライニングシートのフロア、Eデッキはお座敷席になっています。両方とも自由に行き来できる休憩フロアです。デッキが無理ならここで過ごせます。
納涼船は、千人以上乗船できる大きな船で、走行は安定しています。よっぽどのことが無い限り、船の揺れで子どもが海に落ちる事は無いでしょう。もちろん運航中は結構なスピードになりますし、揺れることもありますから注意が必要です。デッキの手すりによじ登ったりするのは、何としても阻止しないといけません。基本、デッキでは、子どもから目と手を離せないと思ってください。
食べ物は、幼稚園児でも食べられるものがありました。焼きそばやケバブが人気でしたよ。もしアレルギー等が原因で、食べられるものが限られている場合は、安全な食べ物を持ち込んだ方が良いと思います。混み合う船内で、屋台を探しまわるのは大変です!
後は船酔い対策ですね。立てないほど揺れるということは無かったですが、ゆーらゆらと大きく揺れることはあります。今回のメンバーは大丈夫でしたが、酔いやすい子どもは、酔い止めなど準備した方が良いかもしれません。
ターミナルでチケット購入・料金支払い
当日、浜松町の「竹芝客船ターミナル」です。浴衣姿のきれいなお姉さんが、夏祭りの雰囲気を盛り上げてくれます。男女共に、ゆかた姿の方が多いんですね。浴衣を着ると、ゆかた割引で1,000円オフになるそうです。
あらかじめ電話で予約をしておいて、チケットは当日、ターミナルの切符売り場で購入します。
大人は乗船割引券を提示して1,000円。中高生は1,050円、小学生は550円です。子どもは割引券が使えませんが、リーズナブルな料金です。幼稚園児は無料です。
船内の様子
船内では、アルコール&ソフトドリンクは飲み放題、食べ物はチケット方式で購入します。
食事する予定の方は、ターミナルで前もってフードチケットを買っておくことをオススメします。船内はとにかく混みます。チケットは500円単位で買えますよ。(100円券の5枚綴)
乗船すると、デッキのあちこちに屋台が出ていました。和牛串焼き、焼きそば、ケバブ、タンドリーチキン、島寿司、ホットドックやポテト、トルコアイスもありました。呼び込みの声も威勢よく、まるでお祭りのような、賑やかな雰囲気です。
若者たちは、乗船早々に飲み物を手にし、パーティーをはじめます。子ども連れの私たちは、勝手が分からず右往左往、屋台の辺りで集まろうとすると「立ち止まらないで!」と言われるし、何だか落ち着きません。
人はどんどん増えてきて、飲み物の前には長蛇の列ができています。フード周りもとにかく混んでいて、当然大人ばかりなので、背の低い幼稚園児にはきつい感じになってきました。
幼い子どもはデッキでは居られないことが分かり、階下のお座敷席に退避することにしました。船内には座れるフリースペース(椅子席・座敷席)があります。
子連れの楽園・Eデッキ
船の最下層「Eデッキ」は、絨毯の上にマットを敷いた、お座敷席になっています。普段は2等和室と呼ばれている雑魚寝部屋ですね。ここがすごく快適でした。子供連れで行くなら、絶対Eデッキが良いですよ~落ち着きます。
お座敷席を拠点にして、時々子ども達とデッキに上がって夜景を見たり、交代で食べ物を調達してきたりしました。お座敷モニターでは、デッキのステージで踊るゆかたダンサーズの姿も見られます。快適ですよ。時々売り子さんも来てくれますしね、子ども達の大好きな物を持って!
何より子ども達が喜んだのは、プロジェクションマッピングでした。
壁に映し出され、刻一刻と変わる光のショーを、身体全体で楽しんでいるようでした。光のアートは良いですね。
子連れ納涼船の感想
出発前は少々不安を抱えながらの参加でしたが、メンバーにも恵まれ、東京湾納涼船を大いに楽しみました。子ども達は大はしゃぎ!良い夏の思い出になったんではないでしょうか。
JR浜松町から幼稚園児の足で約10分、またはゆりかもめ竹芝駅を降りてすぐというアクセスの良い場所から、船で東京湾を楽しむのは、夏の一日としてアリだと思います。
ただ本来、幼い子どもを連れていく場所ではないかもしれませんね。酔っぱらいの大人の中でもみくちゃになることを考えると、子連れデッキはNGでしょう。いろいろ気を使う場面も多く、親はリラックスできないかもしれません。
でもね、子ども達の笑顔を見ていると、来てよかったなと思えますよ。
もし来年、また船に乗りたいと子ども達が言い出したら、連れて行こうと思います。
「浴衣の男女がウェイウェイする東京湾納涼船にひとりで乗ってきた」が読めます。 |