仁尾のうどん屋といえば「えびすや」ですが、
そーだそーいや旧市街あたりにもう一軒あったな、と思い出したのが「長兵衛」です。
幼いころ、祖母や母と一緒に訪れた記憶が、うっすらと残っています。小学生の頃だったかな…。
あらやだ、もう30年も前になりますね。
それで、大人になって、家族連れてまた行ってみようかと思ったわけです。
場所はうろ覚えだったんですが、大きな町じゃないですから、すぐに見つかりました。
信じられないことですが、お店は30年前とほとんど変化無く存在しておりました。
これはすごいことです。この昭和のたたずまいは、ずっと残しておきたい財産のようなものです。
店内に入ると、お店の方がお友達と話しこんでいました。
親戚んちにおじゃまするようなカジュアルさで腰を下ろします。
軽く世間話などしつつ、メニューをざっと見たら、うどんか中華そばかくらいしかセレクションが無かったので、わたしはかけうどんの小、夫は大にしました。
かけうどんの小、350円です。
具の配置が、ニコニコうどん仮面っぽい。(←そんなものはありません)
こちらは大、500円です。
ちょっと壊れたうどん仮面。
うどんを作り終えると、お店の方は、またお友達とのおしゃべりに帰っていきました。
ほんと知り合いのお家で、うどんを頂いている風情です。
仁尾の古い町並みと、昭和レトロな雰囲気、懐かしさを味わえる老舗うどん店。
こちらは、うどんだけを目当てに行くお店じゃないかもしれません。