2016年の夏休み、式根島へキャンプに出かけました。
子供と一緒の式根島キャンプは、昨年夏に続き、二度目になります。
小学一年生の長女と、未就園児の3歳次女を連れての船旅です。
竹芝桟橋より出発!
東海汽船の出航ターミナルの最寄り駅は、近い順に、ゆりかもめの竹芝駅、山手線の浜松町駅、都営浅草線の大門になってます。ターミナルは、大きな船が目印です。
現地の移動手段について
今回は、常日頃使っている電動ママチャリ(チャイルドシート2席付き)と、スクーターを持参することにしました。
輸送料金は、自転車は片道1,500円、125ccのバイクは片道7,280円です。
・手荷物・貨物輸送案内(東海汽船)
現地で借りるよりは安上がり、でも気合で竹芝桟橋までこいで行かないと~!
柳原良平さんの顔出し看板
東海汽船の竹芝客船ターミナルに着いたのは、出航の約一時間前。
なんとか余裕を持って、到着することができました。
自転車とバイクを預けて、チケットを買い、チケットの半券部分の「ご乗船票」に、住所や氏名など記入したら、あとは乗船時間を待つばかり。
顔出し看板があったので、写真を撮って遊びました。
このイラストは、アンクルトリスで有名な、柳原良平さんの作品です。
柳原さんは大学卒業後、海運会社への就職(画家として)を目指したほどの ”船好き” だそうです。当時はそれが叶わず、サントリーに入社しました。後になって、東海汽船のデザインやイラストを手掛けることになったんですね。その後、名誉船長さんに就任されています。
一日目
船で迎える朝です。
式根島には、朝8時ごろに到着します。
東京から来ると、毎回きれいな海に感動します。
一等室のお部屋
はじめて泊まった、一等室のお部屋です。
テレビもあって、寛げる雰囲気になっています。
この部屋は定員が8名、二家族でシェアしました。
知らない人と同室になったわけですが、両サイドに分かれる形で寝られたのと、同じ子連れ家族だったので気は楽でした。
ゆっくり眠れると、翌日のエネルギーのみなぎり具合が違います!
行きの船は、やっぱり横になって、しっかり寝れる席が良いなあ。
大師食堂のかき氷
キャンプ場に着いたら、すぐに場所探し。
そして、ジリジリ焼かれながらのテント設営です。
もう汗だくになっちゃって、暑くて仕方ないので、冷たいもので一息入れに行きました。
大師食堂のかき氷です。でっかい!
ピンクの夕焼け
なんやかやで、初日はあっという間に過ぎていきました。
ピンクの夕焼けです。
大浦キャンプ場からの夕日の眺めは素晴らしいんです。
心をぐっと鷲掴みにされます。そんでまた帰ってきちゃうという。
二日目
真っ赤なハイビスカス。
みやとらさんの隣の畑に咲いてました。南国気分がもりあがります。
バーベキュー
海で遊んだ後は、島の食材でバーベキュー!
この焚き火台、島キャンプで、ほぼ毎晩使ってました。
折りたたむとコンパクト、バッグに収納できて便利です。
ユニフレーム UNIFLAME焚き火台ファイアグリルオリジナルケース付き683040 + VP160509D04 |
二つのテントの間にゴザを敷いた、リビング的スペースです。
荷物ケースをテーブルにしてます。
島キャンプは、いつもこんな感じです。
荷物はなるべく減らして、テーブルとか大きなランタンとか、かさばる物は持ってきません。
三日目
キャンプの一日
一日のスケジュールは、だいたいこんな感じ。
早朝(6~7時ごろ)、夫は軽く食事を取ってから、一人で魚突きに出かける。
子供達起床、夫が戻るまでに、朝ご飯を食べて海支度をすませる。
帰ってきたら、少し休んでから、皆で泳ぎに出かける。
夫が疲れていたら、子供と私だけで大浦海岸で遊ぶ。
海から上がってお昼ご飯。
ご飯後に休憩タイム。子供たちはお昼寝。
夕方以降は、買い物を済ませたり、お風呂行ったり、釣りしたり。
とにかく毎日、海で遊び倒す感じです。
ヤスでとったどー!
夫がヤスで魚を獲ってきました!
ネットで調べところ、たぶんイトフエフキかなと。
20センチくらいでした。
式根島港で釣り
午後は、式根島港で釣りをしました。
サビキ釣りで、タカベが3匹釣れました!
背中から尻尾にかけての、鮮やかな黄色のラインが綺麗です。
タカベは塩焼きにしていただきました。
すごく美味しい魚ですね!
四日目
四日目の朝です~。
中の浦でシュノーケリング
午前中、中の浦でシュノーケリングをしました。
中の浦はおさかな天国ですね!
この近辺のビーチの中では、魚の種類がだんぜん多かったです。
小さなイカの群れも見られました。可愛かったなあ~。
大物もいましたよ!
海の底あたりを、大きなブダイが、ゆったりと泳いでいました。
中の浦の魅力は、子供でも楽に行けるような、さほど深くない場所で、様々な魚が見られるところだと思います。水族館の水槽に潜ってるみたいです。
温かいものが食べられる海の家があって、休憩がてら食事もできますしね。
手ぶらで来ても、のんびり海を楽しめる海水浴場です。
人気のあって、人も多いので、ワイルド感は少な目です。
ハンモックでお昼寝
お疲れの次女、ハンモックでお昼寝です。
お父さんが蚊帳を付けてくれました。
野伏(のぶし)港で夜釣り
キャンプ場で知り合った釣り師の方に、夜釣りで赤イカという大変美味なイカが釣れていると教えてもらいました。
イカ釣りは未経験で、必要なものが分かりません。とりあえず、式根島唯一の釣具屋さん「MIYAFUSA」に向かいます。店主さんにベストな仕掛けを教えていただきました。エサ(キビナゴ)をワイヤーで縛り付けるタイプのエギが良いそうです。
準備は万全!スタート時間などもベテラン釣り師さんに教えていただき、野伏港での夜釣りに挑戦することにしました。
ベテラン釣り師さん達に混ぜてもらって、早めに場所取りして、夕方6時ごろから釣りをはじめます。
最初はサビキでサバを釣っていましたが、日暮れと共に、サバなんて釣ってる場合じゃない空気になります。サバも数匹上げたし、仕掛けをイカ用に変えることにしました。
仕掛けを変えている時、蚊の襲撃を受けました。じっとしていると群れで襲い掛かってきます。糸とかハリとかに集中して、細かい作業をしようとすると、ピンポイントで顔を狙ってきます。ものすごく不快です。蚊対策はちゃんとしとかないと、落ち着いて釣りができません!
蚊と戦いながらも、何とか仕掛けを取り換えて、イカ釣りを始めました。
先輩の釣りを見せてもらいながら、見様見真似でやってみます。
結果、赤イカが3バイ釣れました!
イカの引きはふわっとしていて不明瞭、何だかよく分からないけど、上げてみたらエギに乗っかってる感じでした。初心者すぎる笑
最後に釣れた1杯はまあまあ大きくて、竿がボキッと折れてしまいましたよ。タモを使えば良かったね。
竿も折れちゃったし、子供達も疲れと飽きでグズグズし始めていたので、9時半ごろ釣りを終わりにしました。
キャンプ場に着いたら10時です。
魚の処理は明日に置いといて、子供たちを休ませることにします。皆さんお疲れ様でした。
後編に続く。