長女のパティシエ修行<第四弾>は、レシピブック「ミラクルかんたん!スイーツマジック ① ハル」より、桜メレンゲを作ります。
薄いピンク色で、とにかく可愛くて、親子で惹かれたスイーツです。
材料はシンプル。
主な材料は、卵白とグラニュー糖。その他にカラーリング用の色粉と水が必要です。
真っ白で良ければ、材料二つだけで済みます。
まずは卵を割って、白身と黄身を分けます。
黄身をつぶさないように、白身を取り分ける。
これが結構難しい!幼児にとってはドキドキの作業です。
長女はトライしたものの、黄身が裂けて、白身に少し混じってしまいました。
スプーンですくい取って、白身の準備完了です。
その後はひたすら泡立て~!
カシャカシャと、卵の白身を泡立てていきます。
結構疲れる作業なので、みんなで分担しながら頑張ります。
泡立って来たら、グラニュー糖を少しずつ加えて、さらに混ぜます。
いきなり失敗しました。
いくら頑張っても一向に泡立たず、写真のトロトロ状態のまんまです。
失敗の原因は何でしょう?
グラニュー糖を入れるタイミングが早すぎたのかな。
力尽きた私は、もう一度白身を計量することにしました。
やり直し!
腕が疲れてしまったので、二度目は電動泡だて器を使いましたよ。
電動のものは、まだ娘は使えません。
角度が変になると、そこら辺中にクリームが飛び散ってしまいますから。
今度は機械で一気に泡立てて、グラニュー糖を入れるタイミングを遅くしてみました。
やっぱり角は立てられなかったけど、さっきよりはマシな仕上がり。
ソフトクリームくらいの、ゆるいメレンゲです。
色粉を使って、うすピンクに着色します。
色が完全に混ざったら、絞り出し袋に入れて、天板に絞り出します。
これもなかなか難しい。
ニョロニョロと暴れるメレンゲ。
失敗メレンゲは、オレンジに着色します。
生地がゆるゆるなので、丸く広がってしまいます。
既に隣とくっ付いてますね。
全部絞り出したら、低温(100度)のオーブンで90分間焼きます。
出来上がり!
薄ピンクのメレンゲが完成~!
少し膨らんで、丸っこくなっています。
失敗メレンゲも、いい感じに仕上がりました。
マカロンみたい。円形も良いんじゃない?
出来上がったメレンゲの可愛さと美味しさに、上機嫌な長女です。
私も、今までで一番出来が良いと思いますよ。
卵白と砂糖というどこにでもある、普通の材料を使って、これだけ繊細で上品なお菓子が作れることに感動しました。卵と砂糖がこんな風に化けるなんて、魔法のようです!
今度はもっと上手に泡立てられると良いね。
材料がシンプルなだけに、腕が問われるお菓子なのかもしれません。
メレンゲは湿気を吸いやすく、すぐにべた付きはじめます。
湿気ないように、乾燥剤を入れて、密閉容器に保存しました。
多分2~3日のうちに食べてしまうでしょう。
カリサクッとした食感と、素朴な味が、後を引くお菓子なのです。