海釣り施設でサビキ釣り
神奈川県横須賀市にある釣り施設「海辺つり公園」に行ってきました。
5月末の真夏日、サビキでイワシとコノシロが釣れましたよ。
二人の娘達も釣りを楽しんだ様子。
今回は釣るだけじゃなく、針から魚を外したり、跳ね回るイワシを手づかみでクーラーボックスに入れたりと、なかなかの活躍ぶり!娘たちが手伝ってくれたお陰で、沢山釣り上げることが出来ました。
小学1年生の次女も、嫌がらずに魚を扱うようになり嬉しいです。自分たちの趣味には、積極的に子どもを巻き込んでいく予定。
2019年5月末の釣果
イワシが168尾、コノシロが3尾釣れました。
家族が寝静まってから、深夜に台所で魚を並べました。シュール…
カタクチイワシ
イワシが大漁です!
全部アンチョビにする予定。
自作アンチョビは、ちょっと癖になる美味しさです。
コノシロ
はじめて釣ったコノシロ。
コノシロはニシン科に属する魚です。
ニシンと比べると小さく、葉っぱのように平べったい身体をしてます。
コノシロは、成長と共に名前が変わる「出世魚」で、幼魚時代はシンコやコハダと呼ばれています。
コハダの方が有名ですよね!
酢締めのコハダは、江戸前寿司に欠かせないネタです。
高値で取引されるコハダは、成長するにつれ、価値が下がっていきます。その原因は小骨。コノシロはニシンに似て、小骨が多い魚です。
成長しきったコノシロは、関東の市場では人気がありません。他の地域、西日本や韓国では、成魚になっても需要があるようですが。
コノシロをさばく
それでは捌いていきます。
背びれが特徴的なコノシロ。
ヒレの後ろが細長く伸びています。エイの尻尾みたいです。
お腹には黄金色の卵が入っていました。3尾すべてメスだったようです。
5月は産卵期なんですね。
頭とハラワタを取り除いてから、3枚おろしにしました。
酢締め
コノシロは、やはり酢締めにしようと思います。
まずはフィレに塩をして一晩。
おやすみなさい。
翌朝、砂糖を少々振り入れてから、酢をどばどば~。身がちゃんと浸かる様に、クッキングペーパーを被せます。ラップでフタをして、冷蔵庫へ。
その日の夜、酢締めを1匹分だけ食べてみました。
酢漬けにしてから、約9時間経ってます。
包丁を入れると、小骨が当たって「ザクッザクッ」と音がします。大丈夫かな?
骨を断つため、薄切りにしました。
まだ全体に酢が回ってませんね。
小骨の多い、血合いのあたりは、まだ生っぽい感じです。
食べてみると、味は良いです!旨みがあります。
小骨は、やはり一瞬気になりますが、
子ども達でも、問題なく食べられる程度です。
卵の煮つけ
コノシロの卵は、醤油で甘辛く煮付けました。
ショウガも入れています。
お酒のつまみにちょうど良い、珍味ですね。
押し寿司
残り2匹分のコノシロは、さらに1日酢漬けにしてから、押し寿司にします。
皮をはいだフィレを、ラップを敷いた容器に並べました。
酢飯は、容器1個につき1合弱。
しゃもじでお米をギュウギュウ詰めて、ラップを閉じます。
ラップを閉じたところです。
実はこれ、100均のケーキ用型なんですよ。
大きさが、押し寿司にピッタリなんです。
さらにここから丸一日、冷蔵庫で寝かせます。
翌日、ラップごと型から取り出したところです。
うーん、点々模様が無いとコノシロっぽくない!
皮を引かない方が良かったのかもしれません。美味しいしね。
コノシロ押し寿司が、2本出来ました。
青魚の押し寿司は、家族みんなの大好物です!
食べて驚きました!小骨が無くなっています!
よ~く見ると、小骨が釣り糸のテグスみたいに、柔らかくなっていました。
しっかり酢に漬け込むと、骨は全く気になりません。
塩漬けから3日、酢漬けにしてから約2日半。
小骨の多いコノシロが、お御馳走になりました!