東京、千葉、神奈川あたりで、小さな子供と行ける釣り場を探す
春の陽気に誘われて、家族で海釣りに出かけることにしました。
まずば場所選び。
幼い子供(2歳&5歳)と行ける安全な釣り場を、東京、千葉、神奈川あたりで探します。
場所選びのポイントは二つ。
①柵の無い堤防や磯など、危険な場所はNG。
②トイレや水道などの設備が近くにあること。
いろいろと鑑みた結果、整備された ”海釣り公園” が最適と分かりました。
東京湾に点在する、数か所の海釣り公園から候補を選びます。
・海釣り公園・海釣り施設一覧
第一候補は「東扇島西公園」、東京近郊では一番大きな釣り場だそうです。
釣り場には柵が設置されていて安全面はOK。
広い芝生もあって、釣りに飽きた子ども達を遊ばせるにも便利です。
釣り場には売店があって、エサや軽食などを購入することができます。
夜中や朝方など、お店が閉まっている時間帯は、エサの自動販売機が使えるみたい。
これはすごい便利!
行き先はほぼ「東扇島西公園」で決定していたのですが、出発前日に川崎沖で原油流出のニュースが!地図でチェックすると、ちょうど「東扇島西公園」の沖合の事故でした。念のため場所を変えることにします。
次に選んだのは「横須賀市・海辺釣り公園」です。
こちらも設備はしっかり。芝生や遊具があり、子連れには申し分のない施設です。
横須賀市立の公園で、入場料は無料です。
無料で遊べる、海釣り公園
前日にエサを買い、早朝に家を出て、横須賀市の港湾緑地にある「海辺つり公園」にやってきました。
沖へと続く、長~い釣り場に沿って、芝生の広場が広がっています。
釣りデッキも十分な広さがあります。
安全性もバッチリ。子供が柵を乗り越えない限り、海に落ちることはないでしょう。
写真は朝の7時半頃、すでに結構混んでますよ。日曜日だからかな。
竿と竿の間隔は、狭いところで一メートルくらいです。
私たちは、管理事務所の近くに陣取りました。
トイレや駐車場、遊具、自動販売機にほど近い、子連れには最高の場所です。
芝生広場にある遊具です。
この遊具にどれだけ助けられたか!
正直娘たちは、釣りより遊具の方が楽しかったみたいです。
早朝は風が強く、寒くてダウンジャケットを着込んでいましたが、
時間と共に気温が上がり、9時ごろにはジリジリ焼けるような、真夏の日差しになりました。
日よけテントを持ってきて良かった~!
風が無いと蒸し風呂だけどね!
朝は防寒、昼は熱中症に気をつけなければいけない、五月のある日曜日です。
釣果の方は全然ダメ!
頑張って早起きしたのにボウズ…?小さなイワシ10匹くらいなら釣れると思ったのに…。
陽も上がったし、もう終わりかな~と肩を落としていたら、9時過ぎからぽつぽつイワシが釣れはじめました。
釣りって、早朝や夕方が良い時間帯だと思っていました。
そんなことないんですね、魚の種類によるのかな?
この日、クラクラするような炎天下で、イワシの入れ食い爆釣状態が続きました。
長女はイワシを数匹釣り上げたら、すぐに飽きてしまい、その後はずっとお友達と遊んでいました。
おかげで、私たち夫婦はのんびり釣りを楽しむことができましたよ。
久しぶりに夢中になりました。楽しかった~!
出ました、鯉のぼり!
写真はカタクチイワシ2匹が連なったところです。
6匹同時に釣れた方も居ましたよ!
私は最高4匹でした。
釣れまくる時間帯は、サビキエサを入れなくても、針を落とすだけで釣れました。
未だかつて体験したことが無い「入れ食い状態」が数時間続き、やめるにやめられない貧乏性のわたくし。
気づけばクーラーボックスにイワシがいっぱい!
こんなに釣れたの初めてです。やったー!
家で数えたら、266匹居ましたよ。
大漁だ~!
海辺つり公園の設備
海辺つり公園の設備を紹介します。
駐車場から出てすぐにある建物、管理事務所です。
1階にはトイレ(身障者対応もあり)、3階には展望台があります。
管理事務所の横には、洗い場が設置されています。
洗い場には、備え付けの洗面器があります。
これがあるのと無いのでは大違い!
洗面器があると、何かと洗いやすいし、節水にもなります。
さりげない気遣いを感じる公園です。
海辺つり公園インフォメーションです。
開園時間は、午前5時から午後10時。
禁止事項は9点。
・遠投、こませのまきえは禁止です。
(仕掛け投入時は周囲の安全を確認してください)
・バイクの乗り入れはできません。
・ゴミは分別してゴミ箱へ捨てるか、持ち帰ってください。
・公園内では、火気を使用しないで下さい。
・犬の放し飼いやフンの放置は「動物の愛護及び管理に関する条例」により罰せられます。
・許可なく物品の売買その他の営業行為は出来ません。
また、業として行う写真や映画等の撮影は出来ません。
・許可なく競技会、集会等の催しは出来ません。
・動物にエサを与えないで下さい。
・夜22時から朝5時までは入れません。入りますと警察に通報致します。
駐車料金です。
利用料金(1回につき)
(午前7時から午後10時までの間)
1時間以内-10円
1時間30分以内-460円
1時間30分以上-610円
(午後10時から午前7時までの間)
1時間につき-100円
釣り人のお助けマン・フィッシングアドバイザー
海辺つり公園では、毎週土曜日、日曜日、祝日には、釣り教室が行われています。
教室といっても、みんなで一緒に釣りを学ぶわけではありません。
釣り人ひとりひとりにスタッフが声をかけて、その人に応じた指導をしてくれます。
例えば、隣の人と糸がこんがらかって困っていると、どこからともなくお助けマンが現れて、糸を解きほぐす手伝いをしてくれたり、仕掛けのおかしいところを直してくれたり、釣り方を教えてくれたりといった具合に。
釣り方を実演しながら教えてくれるので、非常に分かりやすいです。
ベテランさんに教えてもらうと、ぐっと釣りが面白くなりますからね。
初心者にとっては、本当にありがたいアドバイスなのです。
実際に私は、釣り方を教えてもらってから、倍ぐらいの速さで釣り上げることができるようになりました。
具体的には、サビキ釣りの仕掛けを少し変えてもらったんです。
オキアミを入れる袋を取って、サビキ針と重りだけのシンプルな仕掛けにしてもらいました。
そして、竿の動かし方、速さを教えてもらいました。
釣り教室を運営しているのは「YAMASHITA&Maria」という、地元の海釣り用品屋さん。
初心者にも丁寧に、じっくり教えてくれるので、超おすすめです!
先生、またよろしくお願いします。
・釣り教室・フィッシングアドバイザー(YAMASHITA&Maria)
自家製アンチョビ作り
さて、お家に帰ってからは、イワシの処理が待っています。
傷みやすいお魚ですから、なるべく新鮮なうちに。
明日に伸ばすことはできません。頑張れわたし!
頭とハラワタを取り除いたイワシ。
この状態で、1.6キロあります。
全部やるのに一時間もかかりました…。
単純作業の神様と仲良くしながら、もくもくと作業しました。
小さな小さなカタクチイワシ。
頭を取ってしまうと、煮干しみたいなサイズです。
故郷の言い方だと、”中羽のいりこ” ですね。
アンチョビの作り方ですが、
まずは、捌いたイワシを、イワシ重量の20%の塩に漬けます。
最初にイワシに20%の塩をまぶして、タッパーに並べました。
イワシを並べ終わったら、上に分量外の塩を、フタをするようにかぶせます。
今日の作業はここまで。
常温だと1か月、冷蔵だと2~3か月ほど漬けておきます。
イワシの塩漬けができたら、手でフィレ状に捌きます。
身が柔らかいので、手で簡単に骨を外せますよ。
さて、今度はイワシをオイル漬けにします。
塩を落としたフィレを、煮沸消毒した空き瓶に詰めていきます。
この時キレイに並べておくと、出来上がりが美しいです。
油漬けにしたら、アンチョビの出来上がり!
3年後の自作アンチョビの写真です。
美味しくできましたよ!
オイルは、植物油とオリーブオイルを半々くらいにしています。
オリーブオイルだけだと、冷蔵庫で固まってしまうので。
オイル漬けにするときに、スパイスやハーブ、唐辛子なんかを入れても美味しいですよ。
私はタイムとローズマリーを一緒に漬け込んで、ハーブアンチョビを作りました。
買うと高いけど、作ると簡単で美味しいアンチョビ。
ガラス瓶に入れておけば、数年持ちます。
トロトロに溶けた熟成アンチョビは、お料理に使うとめっちゃ美味しいです!
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アンチョビづくりの詳細をまとめました。
2018年6月にも、横須賀海辺つり公園に行きました。
小さなサバが沢山釣れました。